外資系戦略コンサルファームBIG3/BIG4を受けて

時効だと思い投稿させて頂くが、数年前にキャリアアップを狙い外資系戦略コンサルティングファーム計6社のキャリア採用面接を受けさせて頂いた。

前職では、いわば「お客様専任のITコンサルティング業務」に従事していたため、キャリアアップするには、1.より上流である経営戦略寄りにシフトしていくか、2.自らシステム企画をリードする企業側(ITユーザー側)に回るか、3.自らサービスを開発して起業するか、の3択しか当時は頭になかった。特に外資系IT企業は人材の流動生が高く、入社4年目には同期の2割ほど、6年目には半数ほど転職しており、その雰囲気に飲まれて私もキャリアップに躍起になっていたのだ。

残念ながら、当初から自ら戦略コンサルの素質には合っていないという自覚があった。頭の回転は遅く、話下手であり、一方で戦略コンサルは、地頭の良さと口のうまさで商売しているようなものである(嘘)。ただ、キャリアのやり直しの効く20代のうちに、きちんと自分の転職市場における市場価値を測りたかったこと、名だたる戦略コンサルファームにはどんな優秀な人が働いているのか知りたかったことに加え、まだ体に無理の効く時期に、自分の苦手意識を取っ払えるくらい必死な環境に飛び込みたいという思いが、戦略コンサルファームへと駆り立てた。

 

◾️結果サマリー

企業名 ES/Webテスト等 1次面接 2次面接 最終面接
マッキンゼー(MCK) ○(書類・Web・英語) ×
ボストン・コンサルティング・グループ(BCG) ○(書類・Web) ×
ベイン・アンド・カンパニー(Bain) ○(書類・Web)、×(筆記)
ATカーニー(ATK) ○(書類・Web) ×(最終面接)
デロイト・トーマツ・コンサルティング(DTC) ○(書類・Web)
アーサー・D・リトル(ADL) ○(書類・Web) -(辞退)  –

 

◾️各企業面接の詳細

◻︎ MCK

(TBU)

◻︎ BCG

(TBU)

◻︎ Bain

(TBU)

◻︎ ATK

(TBU)

◻︎ DTC

1次面接
  • ①インタビュー(自己紹介、志望動機、なぜDTCか、日頃の業務内容)
    ・面接官: 素晴らしい活動をしているが、本当にやってるのかというのが疑問としてある。ロードマップを立てる際に重要なことは何か。
    →私: 業務機能全体を俯瞰すること。それらを同じレイヤーの視点ごとに示すこと。
    →面接官: 最終形は誰でも書ける。皆同じような形になるし、いろんなベンダーが持ってくる。まず何に手をつけるかというのはどのように決めるか。
    →私: 効果の高いもの?
    →面接官: 実現性である。実現できないものが数多くある。
  • ②ケース問題
    面接官: システム間連携の多いインターフェースの複雑性を副CIOに説明する必要があるときにどのような準備を行うか。
    →私: システム連携図、コンポーネントモデルを作る。注意したい点としては、スケジュールにシステム間I/F開発の矢羽を入れること、他社事例を示して説得力を上げること。
    →面接官: 複雑性の高い箇所(?)はどこか。
    →私: システム間I/Fの仕様によって開発工数が大きく変わること。
    →面接官:リアルタイムに連携する上でマスターの同期が取れるのかという点が一番の複雑性であることを説明する必要がある。できないことをできないと言ってあげることが重要。
  • ③質疑応答
    ・コンピテンシー間の異動可能性
    →基本なさそう。向こうからの引っ張りがあり、こっちと合意されれば、異動になることも。
    ・メンバーのバックグラウンド
    →中途では、デリバリーの経験を多く積んだ、人を採用することが多い。しかし若手はまだ経験が少ないと語れないので、プロジェクトに参加することもある。
  • 感想
    • 面接官はアプリからインフラまで幅広く活動してきているため、技術者としての自負が高い印象である。
      活動内容としては、今やってる活動の延長線上(もしくはほぼ変わりない)ため、あまり 転職によるバリューを感じなかった。全体として、デリバリー経験を積まないと価値はないというスタンスに感じとれた。

2次面接(TBU)

◻︎ ADL

  • 面接官:自分が当時担当していた製造業のお客様A社が顧客だとしたら、経営に対して何を提言するか。
    →私:サービスビジネスへのシフト。そのために売り物自体のリモートコントロール化、製品を管理する仕組み、ソリューション型営業、が必要など。
    →面接官:ITの視点でしかない。どうしたらサービスへ変化できるのか。競合はどうやっているのか。
    →私:セルを出てラインに手を広げる。しかし企業のコンテピンシー上難しい。企業ビジネスの商習慣自体を変革しないといけない。
    →面接官:他社では外注ベンダーを使うことで幅を広げ、話をもらってきている。製品が一層コモディティ化していく中で、性能強化や機能追加程度では先がなくなる。

その他、記憶に残った場面や発言。

  • お客様の中期経営計画を読んでいたことは評価された。
  • コンサルタントに必要な資質について意見を聞かれた。ロジカルシンキングとか、フレームワークとか、ロジックツリーとか、フェルミ推定とかは1年もやってればすぐに身につく。スキルを身につけるために、というのは違っており、むしろもともと問題を解決したいという心意気を持っていないと意味がない。
  • ITにいたら一旦思考停止しないといけなくなる、飛び抜けたこととかを提言できない。
  • 一番難しいのが、見えない問題を定義する力、そういうのはどこにも明文化されていないし、中計にも、ネットにも載っていない。
  • ロジカルシンキングとか、ロジックツリーとかはあくまでツール・スキル出会って、問題がきちんと定義されれば、半分解決したようなもの。

 

◾️一通り面接を終えての感想

(TBU)

 

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