医学部に行くきっかけとなったおすすめの本(翻訳記事)

2014年10月28日
原文(Link):The book that made me go to medical school – and other good reads
著者(Author):
帰属(attribute):Stanford Medicine Unplugged
この記事は掲載元の許可を頂いて、翻訳して掲載しております。


編集者注:ここ数ヶ月、数多くのScopeの若者読者から将来の医療に進む可能性のためどんな本を読んでおくべきかという問い合わせを受けた。そこで医学生でありSMS-Unpluggedの貢献者であるNatalia Birgissonにいくつか推薦を依頼した。

「私の仕事では、大きく負けることもあるが、時々大きく勝利することもある。」私がメディカルスクールに行くきっかけとなった本の87ページでこのように始まる。大学の1年目が終わり小児外来棟でボランティアをしたあとの夏であった。1週間の間に2人の赤ちゃんの死を目の当たりにした。新生児が私のすぐ目の前で発作から合併症を起こし亡くなった。また生後2週間の赤ちゃんが保育器の中で衰弱していく姿を見ながら、栄養失調で亡くなった。
私は扱いにくく非効率なこのシステムの一部である感覚に居たたれず、胸が張り裂ける思いに耐えきれず、医師以外のものになりたいと思った。翌日ベッドに横たわり、気を紛らわせるために熱気のこもった部屋を見回した。その夜テーブルには最後の客が残していった本が置いてあった。それはSherwin Nuland医師のThe Soul of Medicine: Tales from the Bedsideであり、一連のストーリーの中には慰めと友情と希望があった。この本は複数のストーリが集められており、それぞれの章では異なる専門を持つ医師それぞれがもっとも記憶に残る患者について書かれていた。もしあなたが医療やその現実に興味があるのであれば、医師の思いが残る医療の足跡を垣間見るNulandの提案を受け入れてみるべきであろう。私は亡くなった友人がしていたであろうように、カウチの隣に置いておく。
次に、Tracy Kidder国境を超えた医師Mountains Beyond Mountains)は私に強く影響を与えた本である。グローバルヘルスに興味がある全ての人のロールモデルとなるだけでなく、目に見える形で世界をより良く変えた人である、Paul Farmer MD/PhDの人生のストーリーと偉業を詳細にみることができる。私がこの本で覚えていることは、少なくともジャーナリストが彼を追跡取材しているとき、Farmerが月に1度しか娘に会わなかったことがわかる短いシーンである。10代の子は、両親は完璧でなく彼らの欠点に怒りを感じていることを10代の子が苦悩の中で気付く部分がある。Farmer医師、私の父がしたように娘の子供時代に居てあげないことには私も怒りを感じます。そして私の残りの人生において、人々の命を救い世界を変えたい考えるときは、彼の生き方を改善したいと戒めておきたい。なぜなら私にとっては、大切な人を傷つけながら他人を救うことはできないから。
Michael J. Collins医師のBlue Collar, Blue ScrubsHot Lights, Cold Steelの2つは私に強く響いた医師の回顧録である。私はこの本をメディカルスクールへの応募用紙を書いた夏に読んだ。どういうわけか応募のプロセスは他の人々を無能やよくて平凡に感じさせる。そして建設作業員をやりながら学士向けのクラスを取り、メディカルスクールを並行し、メイヨークリニックでのレジデンシーを始める前に愛する人と結婚した男の話であった。彼を知るにつれ、ほぼ全てのページで笑いあり涙ありの本であった。
その他強くお勧めする特筆すべき本:

私の本棚でスポットライトを浴びる予定の本

そして明らなこの2つ:

Natalia Birgissonはスタンフォードメディカルスクールの2年生である。彼はアイスランドとベネズエラのハーフであり、スタンフォード大学へ来るまでに世界中を移り渡りながら育った。彼女は神経外科やグローバルヘルス、倫理に関心を有し、趣味はランニングとパン作りである。; when she’s lucky the two activities even out.

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